全国都道府県対抗駅伝の開催が近づいてきました。女子は2024年1月14日(日)に京都府にある「たけびしスタジアム京都陸上競技場」からスタート。
男子は2024年1月21日(日)に広島県の「平和記念公園前」からスタート予定です。
全国47都道府県の代表選手達がどんな熱い戦いを見せてくれるのか楽しみですね!
2024年の箱根駅伝で王者に輝いた青山学院大学2年の黒田朝日選手。花の2区を走り、日本人歴代2位・区間賞の快走で青山学院大学の優勝に大きく貢献しました。
そんな黒田選手ですが、弟さんと妹さん2人がおり、兄弟の内3人が陸上選手ということをご存知ですか?
そして今回の全国都道府県対抗駅伝大会・岡山県代表に何と3人がエントリーされました!
そこで今回は、全国都道府県対抗駅伝大会で岡山県代表選手にエントリーされた黒田3兄弟についてご紹介します。よかったら最後までご覧ください。
全国都道府県対抗駅伝・岡山代表の青学・黒田朝日選手について
全国都道府県対抗男子駅伝・岡山県代表「大学生・社会人枠」にエントリーされた青山学院大学2年黒田朝日選手ですが、原監督からは「駅伝男」と呼ばれるほど強くて信頼されている選手です。
黒田選手は岡山県岡山市出身の19歳。岡山市立桑田中学校時代はバスケットボール部に所属していたそうです。
高校時代に陸上を始めたのは、箱根駅伝で1区3位と結果を残した父・将由さんの影響もあるかもしれませんね。
高校時代の陸上成績
高校は陸上の強豪校として知られる玉野光南高校に進学します。高校時代の成績は以下の通りです。
- 2019年11月 中国高校駅伝 3区(8.1km)25分05秒 6位
- 2020年5月 岡山県高校総体 3000m障害 9分19秒50 1位
- 2020年11月 中国高校駅伝 1区(10km)29分58秒 3位
- 2021年5月 岡山県高校総体 3000m障害 8分49秒05 1位
- 2021年11月 中国高校駅伝 1区(10km)29分45秒 区間賞
- 2021年7月~8月 全国高校総体 3000m障害 8分53秒61 2位
高校に入ってから本格的に陸上を始めたとは思えないほど、優秀な成績を残していますね!
青山学院大学時代の陸上成績
青山学院大学に入学して1年目は大学3大駅伝(出雲・全日本大学・箱根)への出場はありませんでしたが、3000m障害や10000mで活躍。
そして、2年生になった今年度は3大駅伝全てに出場。好成績を残しました。
- 2022年8月 U20世界選手権 男子3000m障害 予選3組 8分51秒04 5位
- 2022年11月 MARCH対抗戦 男子10000m 28分33秒62 総合9位
- 2023年4月 第8回絆記録挑戦会 男子3000m障害 8分38秒55 優勝(U20日本歴代3位)
- 2023年10月 出雲駅伝 2区(5.8km) 16分08秒 2位
- 2023年11月 全日本大学駅伝 2区(11.1km)31分09秒 2位
- 2024年1月 箱根駅伝 2区(23.1km)1時間6分07秒 区間賞
全国都道府県対抗駅伝の注目選手についてご紹介してますので、良かったらあわせてお読みください。「全国都道府県対抗男子駅伝2024!エントリーされた注目選手は?」「全国都道府県対抗女子駅伝2024!メンバーと区間についてご紹介」
全国都道府県対抗駅伝・岡山代表の弟・黒田然選手について
全国都道府県対抗男子駅伝・岡山県代表「高校生枠」にエントリーされた黒田然(ぜん)選手はお兄さんの朝日選手と同じ玉野光南高校の3年生です。
幼い頃からサッカーで脚を鍛えてきたという然選手ですが、高校時代には陸上で優秀な成績を残しています。
- 2021年5月 岡山県高校総体 3000m障害 9分24秒87 2位
- 2021年10月 中国高校新人陸上 3000m障害 9分12秒97 1位(高校1年歴代4位)
- 2023年8月 全国高校総体 3000m障害 8分40秒71 自己ベスト更新 2位
朝日選手が3年生、然選手が1年生の時に開催された岡山県高校総体2021では「3000m障害」で朝日選手が1位、然選手2位という素晴らしい結果を兄弟で残しました!
高校卒業後はお兄さんと同じ青山学院大学に進学する予定です。
憧れのお兄さんと襷リレーをする日も遠くはないかもしれませんね!
全国都道府県対抗駅伝・岡山代表の妹・黒田六花選手について
全国都道府県対抗女子駅伝・岡山県代表「中学生枠」にエントリーされた妹の黒田六花(りっか)選手は岡山市立京山中学校の3年生です。
六花選手は多くの大会で好成績を残しており、2023年12月に行われた全国中学校駅伝では所属チームが日本一に輝きました!
素晴らしい成績を残した岡山市立京山中学校チームですが、六花選手はアンカーを務めました!
そんな六花選手選手の陸上成績はこちらです。
- 2022年12月 全国中学校駅伝 4区(2km)7分28秒 区間5位
- 2023年8月 全日本中学校陸上 1500m 4分26秒98 優勝
- 2023年10月 ジュニアオリンピックU16陸上 女子1000m 2分48秒49 優勝
- 2023年12月 全国中学校駅伝 5区(3km)10分37秒 区間3位
六花選手は今年の春から高校生です。進路先はどこの高校を選ぶのか注目ですね!
そして全国都道府県対抗駅伝は男子と女子は別々に開催されるため、六花選手と朝日選手・然選手は一緒には走ることができません。
また、全国都道府県対抗男子駅伝では、高校生枠は1・4・5区。大学生・社会人枠は3・7区となっています。
黒田兄弟の襷リレーをもしかしたら見ることができるかもしれませんね!
みなさんも地元のチームや現在住んでいる地域、または全てのチームを応援してみてはいかかでしょうか。
全国都道府県対抗男子駅伝・福島県代表についてはこちらの記事で紹介してますので、よかったらご覧ください。「都道府県対抗男子駅伝!福島代表に学法石川出身の早大・山口智規らが出場」