2024年1月1日に開催される第68回ニューイヤー駅伝に初出場を決めた「富士山の銘水・長距離陸上競技部」
2022年に結成された創部2年目の新しいチームです!
創部2年目でニューイヤー駅伝への出場を決めるなんて凄い選手が揃っているはずですね!
そこで今回は
- 富士山の銘水・長距離陸上競技部のメンバーについて
- ニューイヤー駅伝予選会の成績について
- ニューイヤー駅伝にエントリーされたメンバー
これらについてご紹介しますので、最後までご覧ください。
富士山の銘水・陸上部メンバー14名
富士山の銘水・長距離陸上競技部には現在14名の選手が所属しています。
2022年の創部当時は3名でスタートしましたが、その後メンバーが増え、今年度は新たに9名の選手が加わり総勢14名の選手が揃いました。
長距離陸上競技部の選手14名はこちらです!
- 才記壮人
- 芹澤昭紀
- 竹内颯
- 坪井海門
- 湯本樹
- 蟹江翔太
- 小林竜也(キャプテン)
- 佐藤颯
- 篠原楓
- 辻野大輝
- 吉村陸
- 吉本光希
- オニエゴ ポール
- キサルサク エドウィン
長距離陸上競技部のメンバーの中には、大学時代に箱根駅伝出場経験がある選手や、実業団経験者など経験豊かな選手が揃っています。
また、チームの平均年齢は23.6歳と若いチームという事も一つの特徴です。
では、2024年ニューイヤー駅伝にエントリーされた選手についてご紹介します!
小林竜也(キャプテン)
キャプテンの小林竜也選手は茨城県常陸太田市出身の23歳。身長165㎝、体重51㎏。
茨城県水戸市にある私立水城高校を卒業し、筑波大学体育専門学群に入学します。
入部した筑波大学陸上競技部は、小林選手が一年生の2019年に何と26年ぶりの箱根駅伝出場を決めています。
箱根駅伝予選会には小林選手も出場し、好走を見せてくれました!
小林選手は箱根駅伝本番の6区にエントリーされていましたが、体調を崩し出場を断念…。大学生活で箱根を走る夢は叶いませんでした。
ですが、今年は実業団の箱根駅伝と言われるニューイヤー駅伝への出場が決定しています。小林選手の好走が楽しみです!
才記壮人
才記壮人選手はチームの最年長の28歳。身長169㎝、体重55㎏。富山県出身で高校は富山高校に進学します。
大学はキャプテンの小林選手と同じ筑波大学体育専門学群を卒業。
また、才記選手は筑波大学の大学院まで進み、2019年の卒業後、富山県黒部市に拠点を置く「YKK陸上長距離」に入社します。
二年後の2021年4月に「セキショウ」に移籍し陸上の経験を積み、2022年10月1日に富士山の銘水に入社しました。
才記選手はニューイヤー駅伝への出場経験が2度あり、チームにとって非常に心強い選手です。
竹内颯
2023年5月1日に入社した竹内颯選手。大阪府出身の27歳です。身長169㎝、体重53㎏。学生時代に夢中になっていたのは陸上ではなく野球。
中学校の頃、複数の高校から野球のお誘いがくる程優秀な選手だったそうです。
そして、高校は岡山県にある興譲館高校に推薦入学。3年の夏に野球を引退し、秋の県駅伝大会に助っ人として出場します。ここで区間2位の成績を残しました。
もともと野球でトレーニングをしていたとはいえ、陸上競技初心者で結果を残すことができるのは本当に凄いことですよね!
竹内選手の運動神経の良さが分かりますね。
高校卒業後は実業団NTNに入社し4年間の経験を積みます。NTNを退社後は、中央発條で陸上を続けます。
そして今年5月からは富士山の銘水に入社。才記選手と同じく、実業団での経験が豊富な竹内選手。ニューイヤー駅伝本番での活躍が楽しみです。
篠原楓
富士山の銘水・長距離部駅伝部をニューイヤー駅伝出場に導いた立役者といえば篠原楓選手。
今回行われたニューイヤー駅伝の予選会では上位12チームが出場権を獲得。最終7区に登場した篠原選手は14位から順位を3つ上げ、11位でフィニッシュ。
見事ニューイヤー駅伝の切符を手にすることができました。
篠原選手は愛媛県出身の23歳。身長171㎝、体重60㎏。愛媛県にある新居浜東高校を卒業後、山梨学院大学に進みます。
2023年1月に行われた箱根駅伝では10区を走り5位という好成績を残しています。
ニューイヤー駅伝本番では花の2区にエントリーされています。再び好走を見せてくれるはずです!
佐藤颯
佐藤颯選手は北海道出身の22歳。身長173㎝、体重58㎏です。地元北海道にある常呂高校を卒業し、亜細亜大学に進学。
大学在学中には箱根駅伝を走る夢は叶いませんでしたが、今回は箱根駅伝と並ぶニューイヤー駅伝にエントリーされました!
また、2023年10月13日に開催された「燃ゆる感動かごしま国体」では
男子3000mSC 8分42秒44 3位と自己ベストを更新しています。
本番でも強みであるスピードを活かして5区を走り抜けて欲しいですね!
キサルサク エドウィン
キサルサク エドウィン選手はケニア出身でチーム最年少の18歳。身長172㎝、54㎏。
母国とは全く異なる環境の中、入社してから県内外の数々の大会に出場し好成績を残しています。
寮で出される食事をメンバーと楽しく食べている様子がSNSにアップされています!
ニューイヤー駅伝では今大会から外国人選手が起用できる枠が2区→4区に変更になったため、キサルサク エドウィン選手は4区にエントリー。41チームの内、日本人選手のエントリーは6名です。
本番では大勢の外国人選手の中で走ることになりますが、ライバル達に負けず快走を見せてほしいですね。
吉村陸
吉村陸選手は静岡県出身の23歳。身長167㎝、体重51㎏。静岡県島田高校を卒業後、拓殖大学に進学します。
吉村選手は大学2年生の時に箱根駅伝に出場しています。7区を走り16位。
陸上を始めたきっかけが親御さんの勧めとのことですが、「陸」言う名前には親御さんの思いが込められているのかもしれませんね!
キャプテンの小林竜也選手についてはこちらでご紹介してます。あわせてお読みください。「富士山の銘水陸上部キャプテン!小林竜也の経歴と学歴をご紹介」
富士山の銘水陸上部メンバーのニューイヤー駅伝予選会での成績
ここからは2023年11月3日(金・祝)に埼玉県熊谷市で開催された、ニューイヤー駅伝の予選会「第64回東日本実業団対抗駅伝」に出場した選手の成績についてご紹介します!
区間 | 選手 | 区間順位 | 区間記録 | 通過順位 | 通過記録 |
1区(11.6km) | 才記壮人 | 7位 | 0:33:40 | 7位 | 0:33:40 |
2区(8.0km) | キサルサク エドウィン | 9位 | 0:22:26 | 7位 | 0:56:06 |
3区(16.5km) | 湯本樹 | 14位 | 0:49:12 | 11位 | 1:45:18 |
4区(9.5km) | 小林竜也 | 20位 | 0:29:18 | 13位 | 2:14:36 |
5区(7.8km) | 竹内颯 | 17位 | 0:24:03 | 15位 | 2:38:39 |
6区(10.6km) | 芹澤昭紀 | 6位 | 0:30:48 | 14位 | 3:09:27 |
7区(12.9km) | 篠原楓 | 5位 | 0:38:04 | 11位 | 3:47:31 |
最終区間を走った篠原選手の3人抜きは圧巻でした!
富士山の銘水陸上長距離競技部の監督・高嶋哲さんについては、こちらでご紹介してます。「ニューイヤー駅伝初出場!富士山の銘水陸上部・高嶋哲監督の経歴と学歴」
富士山の銘水陸上部!ニューイヤー駅伝エントリー選手
2024年ニューイヤー駅伝にエントリーされた選手と区間はこちらです。
区間 | エントリー選手 |
1区(12.3km) | 才記壮人 |
2区(21.9km) | 篠原楓 |
3区(15.4km) | 小林竜也 |
4区(7.8km) | キサルサク エドウィン |
5区(15.8km) | 佐藤颯 |
6区(11.2km) | 吉村陸 |
7区(15.6km) | 竹内颯 |
補欠 | 芹澤昭紀 坪井海門 湯本樹 辻野大輝 吉本光希 |
いよいよ2024年1月のニューイヤー駅伝の本番が近づいてきました!
選手や監督・スタッフの皆さんも期待や不安など様々な気持ちが入り交じっていると思います。
ぜひ、楽しみながら走って欲しいですね!