桃農家に聞いた桃の食べ頃の見分け方を解説!保存方法もお伝えします

  • URLをコピーしました!
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
スポンサーリンク

赤く色づき、甘い香りを漂わせる桃。毎年夏になると美味しそうな桃が、スーパーや直売所などで並べられているのを見かけますね。

私の親戚は桃農家をしているので、毎年美味しい桃をたくさん頂きます。また、私自身も農作業を手伝うので、自分で育て収穫した桃は格別に美味しく感じます♪

そう言えば、今まで気にしないで食べていたけど、桃に食べ頃ってあるのかな!?あるなら見分け方も知りたいな…。

桃にも食べ頃があるんです。桃の食べ頃の見分け方を知って、旬の美味しい桃を味わってくださいね♪

この記事では桃の食べ頃の見分け方や桃の保存方法について・食べ頃は何月なのか?についてもご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

スポンサーリンク
目次

桃の食べ頃はいつ?見分け方について解説

桃と言えば果物の中でも値段がちょっとお高めです…。高価な桃をせっかく食べるなら、一番美味しく食べられるときに食べたいですよね。桃の食べ頃の見分け方はこちらです。

桃の食べ頃の見分け方
  • 桃の色
  • 桃に触れたときの柔らかさ
  • 桃の香り
  • 硬い桃が好きな人は即食べ頃

桃の色

一番分かりやすい食べ頃の見分け方と言えば、桃の色味です。品種にもよりますが、一般的に桃の色が赤ければ赤いほど食べ頃と言われています。全体的に赤く染まってきたら食べ頃のサインです。

また、お尻の部分は赤色ではなく、白っぽくなると熟しているサインです。

つまり表面全体が濃い赤色に、お尻の部分が白色になっている頃が食べ頃と言えます。

このように枝と繋がっていた部分が桃のお尻側です!

左側の桃は白い範囲がちょっと広いですね。右側の桃の方がお尻の周り以外が赤くなっています。

桃を反対にしてみました。表面も左の桃の方がやや白っぽいです。そして、左の桃はまだ少し硬めでした。

右側は全体的に綺麗な赤色に染まっていて、指で優しく触ってみると柔らかさもちょうどいいです食べ頃です

両方とも食べましたが、右側の桃の方が柔らかく、甘くてとってもジューシーでした♪左側もほどよく柔らかく美味しかったです。

桃に触れたときの柔らかさ

桃を触って食べ頃か見分けることもできます。一番最後に熟すと言われているヘタの部分(枝と繋がっていない部分)を指で軽く触れてみて、少し柔らかくなっていると感じたら、ちょうど食べ頃です。

ヘタの部分が柔らかければ、全体も柔らかくなっているはずですよ!

桃はとてもデリケートな果物です。強く触れてしまうと傷んでしまうことも。触れる回数は必要最小限にし、優しく触れましょう。

桃の香り

買ってきた桃を風通しの良い部屋に置いておくと、部屋中に桃の良い香りが漂っていることがあります。

桃の香りを強く感じられるようになったら桃が完熟している証と言えます。

熟しきっていない桃は、手に持って鼻に近づけると良い香りを感じられますが、完熟した桃は鼻から少し離しても甘い香りを感じられます。

天然の桃の香りはとっても良い香りですよね!食欲がそそられます♪

硬い桃派は購入したら即食べ頃

桃と言えば柔らかい果物のイメージがあるけど、硬い桃が好きな人もいるって聞いたけど本当?

実はゴリゴリに硬い桃じゃないと食べたくないという、「硬い桃派」の人も多くいます!

桃は収穫して日数が経てば経つほど柔らかくなっていきます。そのため、収穫するときは硬い桃を選んで収穫します。

出荷し店舗に陳列される頃は、まだ硬いのが一般的です。そのため硬い桃が好きな人は購入したら即食べ頃になります。

私は収穫したての桃を何度か食べたことがありますが、「桃の柔らかさを想像して食べると本当に硬くて一般的な桃とは別物。」と感じました。

硬さを例えると甘柿と同じくらいの硬さで、シャリシャリとした食感がします。桃の甘みは柔らかい桃と比べると控えめですが、さっぱりとしていて意外と食べやすいですよ。

桃の生産が盛んな地域では硬い桃を食べる機会が多いからか、硬い桃を好んで食べる人が多い印象です。

私は柔らかく甘い桃が好きですが、周りの知人や友人は地元以外の人も含めて硬い桃派が若干多いです。

硬い桃を一度も食べたことがない方はぜひお試しください。もしかしたら意外とハマリ、くせになるかもしれませんよ♪

桃が食べ頃になるまでは冷蔵庫で保存する!

買ってきたり、貰ってきたりした桃がまだ食べ頃ではないかな?と感じたら正しい方法で保存しましょう。

食べ頃になるまでの正しい保存方法ってやっぱり冷蔵庫に入れることかな?

桃の保存方法は常温で保存する方法と冷蔵庫で保存する方法がありますが、食べ頃になるまでは常温で保存しましょう。

常温での保存方法

一般的な桃の保存方法は常温で保存することです。常温で一定期間保存することによって、果肉を柔らかくしたり、甘みが増したりといった作用が働くからです。

この作用のことを追熟といい、メロンやバナナでも同じく追熟させることで完熟した甘いフルーツを食べることができます。

常温で保存する場合は、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保存します。桃を新聞紙などで包んであげるとより丁寧ですよ。

また、注意点として、桃同士は少し間隔を空けて保存しましょう。桃同士が強くぶつかり合った状態だと傷みやすくなります。重ねて置くのもNGです!

常温保存は2~3日間が目安です。固めが好みの方は様子を見て、1日~2日間保存しましょう。

冷蔵庫での保存方法

買ってきばかりの桃を冷蔵庫に入れることはお勧めしません。先ほど説明したとおり、桃を柔らかくしたり甘みを増したりという作用(追熟)が行われなくなるからです。

また、長時間冷蔵庫に入れると桃の水分が奪われ、みずみずしさがなくなってしまいます

暑い日が続き、桃の保存に適した場所がない場合は冷蔵庫の野菜室で保存してください。

桃に冷気が当たらないように一つ一つ新聞紙で包むのがお勧めです。冷蔵庫に入れた場合は1週間で食べきるようにしましょう。

例外として、完熟した桃を食べる1時間前に冷蔵庫に入れて冷やすと、旨みや甘みが引き出され美味しくいただくことができますよ。

桃の食べ頃は何月頃なのか?

桃の食べ頃についてお伝えしてきましたが、時期的には何月頃が食べ頃なのでしょうか?

桃のイメージって真夏だから7月か8月頃なのかな…。

桃の食べ頃は7月から8月にかけて

桃の最盛期は7月~8月と言われています。そのため、旬な時期の7月~8月頃が食べ頃です。

私の親戚の家も出荷のピークは7月中旬から8月上旬です。

しかし、桃は品種も数多くあり、生産も各地でされているため収穫時期は地域によって異なります。一番早い収穫時期は5月からで、一番遅い地域は10月まで収穫することができます。

桃の生産量日本一の山梨県では、旬の時期は6月中旬から9月上旬頃。次いで多い福島県は7月から9月頃と言われています。

山形県は8月上旬から10月上旬頃まで。桃の産地として最も北に位置しているため秋頃まで収穫することができるんですね!

地域によって収穫時期は異なるため、食べ頃が何月頃かは若干違ってきますが、7月から8月にかけては全国の生産地で収穫が可能になるので多くの品種が出回ります。

そのため桃の食べ頃は7月から8月と言えるでしょう。

旬の美味しい桃を味わってくださいね♪

まとめ

今回は桃の食べ頃の見分け方や保存方法などを中心に解説しました。

  • 桃の食べ頃の見分け方は「桃の色」「桃の柔らかさ」「桃の香り」で分かる。
  • 桃全体が赤く染まり、お尻が白くなったら。
  • ヘタ部分が少し柔らかくなってきたら。
  • 甘い香りを強く感じられるようになったら。
  • 硬い桃が好きな人は購入したら即食べ頃。
  • 桃が食べ頃になるまでの保存方法は常温保存で追熟させるのが一般的で、長時間冷蔵庫に入れると甘みやみずみずしさがなくなる
  • 食べる1時間前に冷蔵庫で冷やすと、桃本来の旨みや甘みを引き出すことができる。
  • 桃の食べ頃は7月から8月頃。市場に出回るのもこの時期が一番多い

今年は例年以上に暑い日が続いていますね。暑さで食欲がなくなっている方もいるのではないでしょうか?

そんな時に食べて欲しいのが旬の果物。桃にはペクチンやカリウム、ビタミンCやビタミンEなど多くの栄養素が含まれています。

また、栄養素とともに水分補給もできる身体によい果物です。美味しい桃を食べてこの暑い夏を乗り切りましょう♪今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次