今年も全国都道府県対抗男子駅伝2025年の季節がやってきました。各都道府県を代表する選手達が熱い戦いを見せてくれると思うとワクワクしますね!
普段はライバルとして切磋琢磨している選手達が同じチームで走る姿を見られたり、世代を超えた選手達の襷リレーが見られたりと駅伝ファンにとっては楽しみな大会の一つです!
今年は2025年1月19日(日)に広島市平和記念公園前からスタートします!
そこで今回は、
- 全国都道府県対抗男子駅伝2025!エントリーされた注目選手は?
- 全国都道府県対抗男子駅伝2025!優勝候補と歴代優勝チーム
- 全国都道府県対抗男子駅伝2025!コース
これらについてご紹介しますので、よかったら最後までご覧ください。
全国都道府県対抗男子駅伝2025!エントリーされた注目選手は?
全国都道府県対抗男子駅伝2025年の注目選手はこちらです!
中学生選手
中学生で注目のエントリー選手は、長野県代表・安曇野市立堀金中3年中澤侑己選手です。
昨年の都道府県対抗駅伝にも出場し今年もエントリーされました。
2024年8月に開催された全日本中学校選手権では、男子3000mで8分34秒26の好タイムで2位。
全国中学校駅伝への出場経験もあり、都道府県対抗駅伝での好走も期待される選手です。
また、神奈川県のエントリー選手は発表されていませんがもう一人の注目選手は、川崎市立西中原中3年稲垣翔馴選手です。
昨年は兵庫県代表選手として6区に出場し、区間5位の好記録を出しています。
昨年の4月に親の仕事関係で神奈川県に転居しましたが、8月の全日本中学校選手権3000mで優勝。2024年10月の国民スポーツ大会では3000mで8分07秒29の中学生新記録を樹立するなど大活躍でした。
実は稲垣選手の父・晃二さんは箱根駅伝出場経験もあり実業団で活躍した元ランナー。母・しおりさんも実業団時代に出場した実業団対抗女子駅伝では区間賞に輝いたことがある凄い方です。
稲垣選手が神奈川県代表にエントリーされたらチームに貢献する走りを見せてくれるはずです!
高校生選手
高校生で注目のエントリー選手は、佐久長聖高校(長野)3年の佐々木哲選手と、八千代松陰高校(千葉)3年鈴木琉胤選手です。
駅伝ファンの方であれば佐久長聖高校を知らない方はいないのではないのでしょうか!?今年度の全国高校駅伝の優勝校であり、佐々木選手はトップと36秒差を大逆転し区間1位で襷を繋ぎ優勝に大きく貢献しました。
また、4位入賞した八千代松陰高校の鈴木琉胤選手は1区(10km)を走り、日本人最高の28分43秒の区間賞を記録しました。
佐々木、鈴木両選手ですが、2025年4月から早稲田大学競走部に入部予定です!
大学生・社会人選手
大学生注目選手は2025年箱根駅伝の王者で、花の2区を走り10位から3位まで順位を押し上げた青山学院大3年の黒田朝日選手です。
岡山県代表の黒田選手は弟の然選手(青山学院大1年)と兄弟でエントリーされ兄弟揃って活躍が期待されます!
また、中央大2年の本間颯選手は北海道代表でエントリー。2025年初の箱根駅伝で3区を走り区間賞を受賞した快走が再び広島で見られるかもしれませんね!
社会人では、両親が所属していたトヨタ自動車陸上長距離部に2024年4月に入部した吉居大和選手です。
中央大時代はエースとして活躍し2022年箱根駅伝では1区で区間新記録を樹立。現在も記録は破られていません。吉居選手は「ふるさと制度」を使い宮城県代表にエントリーされています。
ちなみに弟の中央大3年駿恭選手も2025年箱根駅伝で1区区間賞を受賞しています。
区間賞インタビューで兄弟のやり取りが微笑ましかったです!
そしてもう1人活躍が期待されるのが、開催県の広島県代表で中国電力所属の菊池駿弥選手です。
実業団日本一を決める大会「ニューイヤー駅伝2024年・2025年」ではごぼう抜き達成しチームの順位を大きく押し上げました。
地元広島県で代表として駆け抜ける姿が期待されます。
岡山県代表の黒田兄弟についてはこちらでご紹介してますので、良かったら合わせてお読みください。「全国都道府県対抗駅伝・岡山代表に青学・黒田!兄弟3人がエントリー」
全国都道府県対抗男子駅伝2025!優勝候補と歴代優勝チーム
全国都道府県対抗男子駅伝2025年の優勝候補チームは、やはり過去5年間(2回は感染症の影響で中止)で3度の優勝経験がある長野県ではないでしょうか。
佐久長聖高校の佐々木哲選手と、U20日本選手権5000mでの優勝経験やU20世界選手権に出場経験があるエースで主将の濵口大和選手もエントリーされています。
また、2025年箱根駅伝で7区を走った早稲田大の伊藤大志選手も社会人・大学生枠でエントリーされました。
埼玉県も上位入賞常連です。今年はどのチームが優勝するのか楽しみですね!
過去5年の優勝・入賞チーム
開催年 | 1位 | 2位 | 3位 |
2024年 | 長野 | 埼玉 | 千葉 |
2023年 | 長野 | 埼玉 | 東京 |
2022年 | 中止 | 中止 | 中止 |
2021年 | 中止 | 中止 | 中止 |
2020年 | 長野 | 兵庫 | 埼玉 |
中国電力の菊池駿弥選手についてはこちらでご紹介してますので、良かったら合わせてお読みください。「中国電力・菊地駿弥のwiki風プロフィール!兄は陸上選手!?」
全国都道府県対抗男子駅伝2025!コース
全国都道府県対抗男子駅伝のコースは、広島県広島市にある平和記念公園前から午後0時30分にスタートします。
全長48.0km(7区間)のコースを各選手が走り抜けます。
区間によってエントリーできる選手が決められており、中学生は中学生同士。高校生は高校生同士で同じ区間を走ります。
大学生・社会人も同様です!
区間 | 選手枠 |
1区(7.0km)平和記念公園前~広電井口駅東 | ジュニアA(2006年4月2日~2009年4月1日生まれ) |
2区(3.0km)広電井口駅東~海老園交差点 | ジュニアB(2009年4月2日~2011年4月1日生まれ) |
3区(8.5km)海老園交差点~宮島口ロータリー | 社会人(大学生を含む) |
4区(5.0km)宮島口ロータリー~JR前空駅東(廿日市市大野)折り返し~JR阿品駅南 | ジュニアA(2006年4月2日~2009年4月1日生まれ) |
5区(8.5km)JR阿品駅南~広島工大高前 | ジュニアA(2006年4月2日~2009年4月1日生まれ) |
6区(3.0km)広島工大高前~草津橋 | ジュニアB(2009年4月2日~2011年4月1日生まれ) |
7区(13.0km)草津橋~平和大通り 城南通り経由~平和記念公園前 | 社会人(大学生を含む) |
中学1年生は出場資格がないため、ジュニアBに2011年4月2日~2012年4月1日が含まれていません。
当日はテレビ放送とラジオ放送があります。みなさんはどのチームを応援しますか?私は出身県と現在住んでる県の代表チームに注目してみようと思います。
全選手の活躍を期待したいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました!
北海道代表の中央大・本間颯選手についてはこちらでご紹介してますので、良かったら合わせてお読みください。「中央大・本間颯の出身中学校は?中学や高校大学での陸上成績について」
長野代表の順天堂大・吉岡大翔選手についてはこちらでご紹介してますので、良かったら合わせてお読みください。「順天堂大・吉岡大翔の出身中学高校は⁉︎学歴と陸上成績をご紹介」